Pythonのリスト(list
)内の要素の有無を確認する方法(in
、not in
)について解説します。
リスト(list)内の要素の有無を確認する ~ in, not in ~
Pythonでリスト内に特定の要素が存在するかどうかを確認する場合には、in
やnot in
を使用します。
in, not in の基本的な使い方
リスト内の要素の有無を確認するin
およびnot in
の基本的な使い方を以下の例を使って説明します。
data = ["A", "B", "C", "D", "E"] # リスト内に特定の要素が存在することを確認する。 print("=== in ===") print("A" in data) print("Z" in data) # リスト内に特定の要素が存在しないことを確認する print("\n=== not in ===") print("A" not in data) print("Z" not in data)
=== in === True False === not in === False True
上記例のようにリスト内に指定要素が含まれることを確認したい場合は、「要素 in リストオブジェクト
」とすることで確認できます。対象リスト内に指定要素が含まれればTrueを、含まれなければFalseを返却します。
一方で、リスト内に指定要素が含まれないことを確認したい場合は、「要素 not in リストオブジェクト
」とすることで確認できます。not in
はin
とは逆で、対象リスト内に指定要素が含まれなければTrue
を、含まれればFalse
を返却します。
in
やnot in
は、指定要素の具体的な位置については分かりません。if
文等で指定要素がリストに含まれていることを条件に動作を分岐させる場合によく使用されます。
まとめ
Pythonのリスト(list
)内の要素の有無を確認する方法について解説しました。
リスト内の要素の有無を確認するには、in
やnot in
を使用することができます。if
文などで指定要素がリストに含まれていることを条件に動作を分岐させる場合によく使いますのでしっかり覚えておきましょう。
ソースコード
上記で紹介しているソースコードについてはgithubにて公開しています。参考にしていただければと思います。